C組です。先生方をお迎えに上がりました
4時間目の授業中。職員室の入口で、にこにこ笑顔の2人が立っています。つられてこちらも笑顔になり、カメラを手にして付いていきました。
この時期、本校では『ビュッフェ・パーティー』が行われます。2年生がこれまで培ってきた家庭科の力を総動員し、ご馳走を作って、日頃お世話になっている先生方だけではなく、事務の方々やバスの運転手の方々をお招きするパーティーを開くのです。テーマを設定し、それに合った料理をつくるのですが、なかなかクオリティが高いので、毎年の楽しみになっています。
お迎えの生徒にエスコートされ調理室の扉をくぐると、大きな拍手で出迎えられます。「お客」である先生方がテーブルにつくと、司会進行役の子が口上を述べ、各調理担当班は料理の説明を聞かせてくれました。時折一発芸などを挟み、そのクラスらしい雰囲気を楽しみながら、料理をいただきます。
見た目も味も、お世辞抜きで絶賛できるものでした。一つ一つが丁寧に仕上げられ、心がこもっていることが分かります。時折数人の生徒がテーブルに来ては、
「それ私が作ったんですよ」
「僕の担当はこの料理なんですけど、どうですか」
と感想を聞いていきます。
「おいしいよ!凄いじゃない、うまく作ったね」
と返すと、照れ笑いをしていました。
実は去年担任を受け持っていたクラスということもあり、格別の思い入れを持って訪れました。生き生きと活動している姿は1年前のものではなく、随分成長した姿であったのにも感動しました。
もうすぐ花開く季節。この学校の蕾達も、社会に出て大きな花を咲かせる為の準備を、着々と進めている様子です。 1年A組担任